活動15年を振り返って  会長 村田幸子

       
       

 昨年(平成26年)、福井県日独友好親善協会は、設立およびドイツ・ヴィンゼン市並びにハールブルク郡との友好協定15周年を迎えました。平成11年の協定調印式以降、5周年・10周年・15周年と5年毎に行われるヴィンゼン市での記念式典に参加するため、有志会員らが訪独し、ヴィンゼン市民や会員から厚いもてなしを受け、友好を深めてきました。またその間、福井にも多くの訪日団を迎えています。平成13年には、ハールブルク郡長およびヴィンゼン市長ほか4名の代表団が来福したほか、平成12年,14年,18年,20年には、ヴィンゼン市親善訪日団が来県し、会員のみならず、かつての「国際青年の船・翼」参加者とも交流の機会を得ました。特筆すべき活動としては、友好協定に掲げられた交流分野の「経済交流」にある福井県交流パイオニア事業での「ドイツ・マイスター」の講演会と実演があげられます。これは、平成13年~15年の3度にわたって計12名のマイスターを福井に迎え、会員に留まらず、専門家、学生、一般に向けてデモンストレーションを行い、来場者の熱い視線を浴びました。
 その他、「文化交流」としては、平成18年に行われたヴィンゼン庭園博での「各友好地の庭」への募金活動と出展、および期間中の訪独があり、この時、着物姿で野点を行いドイツの会場を盛り上げました。平成22年には、アマチュア画家の日独交流絵画展を福井県立図書館で開き、ドイツでも福井からの絵画が展示されています。平成14年度開始の県の高校生派遣・受入事業に即して、毎回ヴィンゼン市からの引率者である教師や独日協会会員への歓迎の意を表した交流会を設け、お互いの友好関係を促進してきました。また、会員向けにドイツ語講座やドイツ紹介講座を開講し、文化理解活動も進めています。本年、当協会は組織改正を行い、新たなスタートを切ったと ころです。昨年、ベッケドルフ独日協会会長が来福し、我々とのより積極的な今後の交流活動を希求されましたが、それは15周年記念式典訪独における歓迎ぶりでも明らかでした。設立当初においては県主導であった活動が、その後、民間活動へと移ってからも、県との協力体制を保ちながら、ドイツとの地道な交流を重ね、相互の信頼を築いてきて今日の姿があります。 

 今後は、より多くの方が日独交流に参加して頂けるよう、魅力的な活動を企画し、情報発信していきたいと考えています。ぜひご一緒に、ドイツとの新しい交流活動を模索しながら、私たちの「友情の庭」に大きく花を咲かせて行きましょう。(2015年7月記)

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活動 1

2001年3月

調印後はじめてハールブルク郡長・副郡長・ヴィゼン市長・助役・独日協会長・副会長が来県し、福井県恐竜博物館を視察しました。

活動 2

2003年1月

パン職人(べーカリー)・フラワーアレンジメント(フローリスト)のマイスターによる講演・デモンストレーションでは、多くの参加者より、好評を博しました。

活動 3

2010年7月

日独交流絵画展(県立図書館エントランスホール)

ドイツから送られたアマチュア画家による作品を展示し、福井の方に見てもらうとともに、ドイツ・ヴィンゼン市でも、福井のアマチュア画家の作品を展示し、相互に文化理解を深めました。